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焼津文化会館内にある歴史民俗資料館のオススメ情報をご紹介!!

みなさんこんにちは!

おやじ情報です。

焼津文化センター(焼津文化会館)内にあり、焼津の歴史がいっぱい詰まった歴史民俗資料館を紹介させて頂きます。

 

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歴史民俗資料館

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焼津市の歴史を知る事ができ、縄文・弥生コーナー、古墳コーナー、奈良・平安・中世コーナー、第五福龍丸コーナー、企画展示コーナーなどがあります。

 

縄文・弥生コーナー

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焼津で縄文時代の遺跡は、2ヵ所しか発見されていないそうです。

高草山近辺を中心とした花沢の別所ノ段(べっしょのだん)遺跡と弁天遺跡です。

 

古墳コーナー

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古墳コーナーには、私が思い入れのある笛吹段古墳群(現在は笛吹段公園)から出土した勾玉や鉄刀、釘などが展示されています。

 

笛吹段古墳群

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高草山の標高240〜300m前後付近に立地する30基以上の古墳群です。

時代は、古墳時代最終末期から奈良時代前半(7世紀後半〜8世紀前半)で、古墳の形は横穴式石室です。

静岡県内の沿岸部の丘陵に立地する古墳群の中では最も標高が高いところにあるそうです。

3回ほど発掘調査されていて、3回目の発掘調査の時、ちょうど私は小学生でした。

高草山の目の前に小学校があったので発掘調査の経過を知ることができて、すごいワクワクドキドキしていた思い出です。

今現在は、2基を残し公園になっています。

 

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奈良・平安・中世コーナー

奈良・平安・中世コーナーには、小川城跡の情報が満載です。

 

小川城跡

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今川氏配下の長谷川氏の拠点とされています。

今川氏と連携して「小川湊」を支配下においていたそうです。

発掘調査では中国のお金が見つかっています。

そして、小川城は武田軍の侵攻により、長谷川氏自ら火をつけたのか、武田軍によって火をつけられたかは定かではありませんが焼失したそうです。

歴史民俗資料館には発掘調査の写真などが展示されています。

残念なのが今現在は住宅街になってる事です。(石碑と説明看板は設置されています)ちゃんと調査も行われて、遺跡が劣化しないように埋めるのはいい事だと思いますが、もう少し何かを残してほしかったです。

これからの子供達にこんな歴史のあるものがあって、しかもこんな歴史のあるものの上に住んでいるんだって知ってほしいです。

 

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 語らせて!!

小川城跡以外にも焼津市では埋もれている遺跡や城跡はいっぱいあります。

本当にもったいないと思います。

藤枝市は田中城跡のお堀や土塁を残したり、市が史跡・城下屋敷を管理したり本当にしっかりしています。

焼津市では歴史民俗資料館に行かないとまずわからない事だらけです。

焼津市には花沢城跡、石脇城跡、方ノ上城跡、小川城跡がありました。古墳や遺跡もかなりあります。

埋めて後世に残す事はとてもいい事だと思いますが住宅街にしたり、ましてや石碑や立札だけで終わりはほんとに悲しいです。

町お越しになる歴史がいっぱいあるのに!一つだけでもこれからの子供達の為に必要だと勝手に語らせて頂きました。

 

第五福龍丸コーナー

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1954年(昭和29年)3月1日早朝、ビキニ環礁で操業していた焼津のマグロ漁船第五福龍丸とその乗組員は、アメリカの水爆実験に遭遇し被爆しました。

全員放射能による原爆症と診断され、入院して治療する事になりましたが、無線長の久保山愛吉さんは原爆症により亡くなりました。

第五福龍丸は、水爆実験により乗組員の他に漁獲したマグロやサメなども被爆していました。

その被爆したマグロなどを原爆マグロや原子マグロと呼ばれました。

第五福龍丸の原爆マグロは築地市場の一角に埋められ廃棄されたそうです。

歴史民俗資料館には、第五福龍丸の模型が飾られていたり、平和の願いを込めて模型の周りに千羽鶴が飾られています。

そしてひっそりとですが千羽鶴を折れるコーナーがあり、私も平和の願いを込めて一羽作りました。2度とこんな事がありませんように!

 

焼津文化会館内にある歴史民俗資料館のオススメ情報をご紹介!!(まとめ)

遺跡で出土した貴重な品々がたくさんあり、縄文時代から第五福龍丸事件まで焼津の歴史がいっぱい詰まった資料館です。

焼津には貴重な遺跡がいっぱいある事を焼津市民はもちろん、市外の方達にも知ってほしいです。

そして、忘れてはいけない第五福龍丸事件。

こんな事が2度と起こらない世界になってほしいです。

是非、歴史民俗資料館で焼津の歴史を知り尽くして下さい。

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